今日紹介するのは、8番目のアルカナ「Strength (力)」のカードです。
西洋のタロットでは女性がライオンをコントロールする図柄が描かれています。
物理的に押さえ込むのではなく、心の強さや余裕といったものからライオン自ら従わせてしまう、
そんな雄大さを表現しているそうで、だからこそPowerではなくStrength、という名前なんだとか。
ライオンを従えているのが男性ではなく女性、という辺りにも物理的なもの以上の力がある、という暗示になっています。
一方インディアンタロットに登場するのは、象に主題を当てた絵です。
こちらはインドの叙事詩『マハーバーラタ』のパーンダヴァ兄弟とカウラヴァの戦いを象徴するのだとか。
象の目が開かれると共にクルクシェートラの戦いが始まることを示しているようです。
個人の持ちうる力を超えたおおきな”流れ”という意味においては西洋タロットに似通った概念も感じますが、
個人的には物理的な力や7番目のアルカナ「チャリオット」に近い解釈の絵だと思います。
さて肝心の占い結果ですが、正位置なら”力”の充実、逆位置なら”力”の不足を表しています。
力とは知力、体力、自信、意志力など様々な指標を含み、”人間力”的な解釈もできるそう。
正位置でならば、みなぎる力が障害を乗り越えさせてくれるだろう、という暗示に。
スポーツ選手ならきっと新記録が出ちゃうでしょうし、
営業部なら目標達成間違いなしですね。
また、健全な精神は頑健な肉体に宿る、とはよく言ったもので、健康や体力の充実も表しています。
逆位置に出れば、力不足のため障害突破にはより大きな力≒苦労が必要だろうという暗示に。
また、意志力・決断力の不足も暗示しており、何かを決める際には注意が必要です。
決断を遅らせることで事態が悪化する事もありますし、
決断力が低下しているので性急な決断で失敗する可能性もありますどうすればいいの。
逆位置が出てしまったら、持ちうるものすべてを投入するか、もしくは迂回した方が良いでしょうだからどっち。
さらに個人の不健康も暗示することもあります。
先日ホテル富士のスタッフが、「最近うちのダンナ10円ハゲできてるらしい」と言いながら占ったところ、
なんと逆位置でこのタロットを引き当てたのです。
23枚あるタロットの内、直接的に肉体の衰えを示すカードはこれ1枚しかありません。
ここでもタロットは意外と当たるんじゃないか、というざわめきが起こったわけでして・・・
さあ、自分も将来ハゲるかどうかそこじゃない占って欲しい方は今すぐホテル富士へGO!
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